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古家を利用したホームインスペクター実践講習会に参加してきました。

今日は東京都府中市内某所にある築約50年の木造二階建て住宅を題材としたホームインスペクション実践講習会に参加してきました。

暑い中でしたが多くの方が参加され熱心に講師の方の診断技能を覗っていました。

今回は特に実践的な内容ですので皆さん写真やメモを取る手が止まりません。

それだけ大変勉強になった講習会でした。

実際こちらの物件はとても良く維持管理されていた様子で、雨漏りの改修跡などは見受けられましたが、床や壁の傾斜も殆どなく経年による劣化も少ないようでした。

住宅診断は実戦経験を積むことが一番大切だと考えます。

今後も実践講習会には率先して参加していきたいと思います。

インスペクション用の調査・検査用具

基礎部表面の剥離、状態や深さより欠損や損壊ではなく劣化事象です。

レーザーレベルを使っての傾斜試験

赤外線放射器による水漏れ・温度異常検査

小屋裏点検・調査

床下点検・調査

赤外線写真の青い部分はクーラーの当たっている部分、赤い部分は外部に近い部分で異常ではありません。

平成30年度 全日本不動産協会 第1回 法定講習会が開催されました。

毎年2回開催されている不動産業者に受講が定められた講習会の1回目。

千葉県知事免許の宅建業者はいつも海浜幕張のホテルニューグランドで開催されます。

以前は津田沼などでも開催されましたが最近はほぼ決まっているようです。

講習内容はその時旬な法令・自治問題など不動産に関連する問題を取り上げています。

今回は民泊の扱いについてなどでした。

講習会終了後、川崎の妻の実家へ向かいました。

最寄駅はJR武蔵小杉ですので、降りるとすぐにグランツリー武蔵小杉があります。

昼間だけでなく夜もこの辺りのランドマークとして明るく照らしています。

最近思うのですが、グランツリー武蔵小杉と新丸ビルの建築が似ている感じがします。

(下の写真は新丸ビルです。)

調べてみましたが、設計者も施工業者も違うようです。

最近流行りの建築形態なのか、ただの気のせいなのかな?

2018年7月3日 | カテゴリー : 都会編 | 投稿者 : nagomi

2018年度日本ホームインスペクターズ協会通常総会に出席してきました。

2018年度日本ホームインスペクターズ協会通常総会が東京の西池袋で開催されました。

今年は協会設立10周年という節目もあり、開催場所は建築家には一度は訪れてみたいと言われる自由学園 明日館となりました。

この建築物は知る人ぞ知るライト建築の粋たるものです。

アメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライトといえば帝国ホテルを設計し、この自由学園 明日館はその当時に同時進行した建物となります。

ライトの遺構は現在、日本国内に4つしかありません。

自由学園 明日館はその貴重なひとつであり、3棟と講堂を合わせて、1997年に国の重要文化財に指定されています。

指定を受けた後、国と都の補助を受けて、1999年(平成11)から本格的な保存・修理工事が行われます。工事は通算約6年、2期にわたり、講堂の工事が終わったのが昨年の夏でした。

そんな改修完了間もない名建築物を訪れられることは住宅診断士冥利に尽きます。

今回は総会終了後の懇親会もこの建物で行われました。

通常は夕方までしか入館できない場所ですので夜の自由学園 明日館を見られるのも今回のイベントならではの事なんです。

雨の中でしたが総会に参加した甲斐があり、貴重な経験に満足です。