2018年度日本ホームインスペクターズ協会通常総会に出席してきました。

2018年度日本ホームインスペクターズ協会通常総会が東京の西池袋で開催されました。

今年は協会設立10周年という節目もあり、開催場所は建築家には一度は訪れてみたいと言われる自由学園 明日館となりました。

この建築物は知る人ぞ知るライト建築の粋たるものです。

アメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライトといえば帝国ホテルを設計し、この自由学園 明日館はその当時に同時進行した建物となります。

ライトの遺構は現在、日本国内に4つしかありません。

自由学園 明日館はその貴重なひとつであり、3棟と講堂を合わせて、1997年に国の重要文化財に指定されています。

指定を受けた後、国と都の補助を受けて、1999年(平成11)から本格的な保存・修理工事が行われます。工事は通算約6年、2期にわたり、講堂の工事が終わったのが昨年の夏でした。

そんな改修完了間もない名建築物を訪れられることは住宅診断士冥利に尽きます。

今回は総会終了後の懇親会もこの建物で行われました。

通常は夕方までしか入館できない場所ですので夜の自由学園 明日館を見られるのも今回のイベントならではの事なんです。

雨の中でしたが総会に参加した甲斐があり、貴重な経験に満足です。

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